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親戚のいる情景

数日前のことです。

久しぶりに、馴染みの民芸風和食処に出かけました。

時間は19時半を回っておりました。

通された場所は、奥の座敷前のカウンター席。

カウンターの両端には、同じようなカップルが一組ずつ。

40代の男性にお連れの女性は30代ぐらいか。

奥の座敷はテーブルを繋げて、12~3人の老若男女が宴会の真っ最中でした。

私が入っていった時は、乳幼児の泣き声とあやす声が店内に響き渡っておりました。

60代とおぼしき数組のご夫妻とそのお子様方およびお孫様のご一行。

どうやらご一族の老女が亡くなられて納骨式のお食事会らしく。

(長兄らしき男性の締めの挨拶で判明・・・いえもう聴かなくたって聞こえてくるんです)

かなりご高齢での死去だったのでしょうか、

どちらかといえばお祝いの会と言ってもよいほどの大賑わいでした。

会も終盤に差し掛かっていたのか、乳児は疲れてぐずり出し幼児は頻繁に出たり入ったり。

酒量もかなり上がっているのか、話し声もボリューム増大です。

そうこうするうち、10代と思しき女の子が泣き始め。

それをなだめるおじ様たちのうちの若いほうの男性が今度は号泣しはじめるではありませんか。

(こちらは、どうも泣き上戸らしい・・・)

カウンター席の我々は(2カップル含む)自然と「耳がダンボ」状態。

もう帰る」と言って、泣きじゃくる女の子となだめすかすおじ様おば様方。

学歴社会」とか「中卒」とかいう言葉も聞こえてきます。

意見しようという方もいれば、「プレッシャーをかけるな」といって号泣するお方も。

もしかして「不登校」だったりするのでしょうか、まったく穏やかではありません。

締めの挨拶後は自然散会でだいぶん静かになりましたが、

最後まで残られたおば様二人は、

もう、あそことは付き合わん」などと言われたり。

カウンター席の我々は、出された食事をろくに味わうこともできずに、

どーんと疲れて帰途についたのでした。

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街角レポート」カテゴリの記事

Comments

耳がだんぼ状態のお食事。 しかも、中々深刻な様子ですね。  あれこれ想像しながらも、ここにいらっしゃる家族が幸せに向かいますように・・・なんて思っちゃったり。  
お疲れ様!

Posted by: ちゃぎ | March 13, 2007 at 06:59 PM

ちゃぎさん
言葉だけ聞くと深刻そうなのですが、雰囲気はそうでもなく。
だいたい号泣してる人も飲みつつ号泣だし^^
でもね、なんだか久しぶりに濃い人間関係を見た気がしました。
血の絆みたいなもんですかね、男性陣はみなスキンヘッドとか丸刈り系の屈強な方たちで、女性陣は総じて姐御風でした。

Posted by: ブーマりン | March 13, 2007 at 08:40 PM

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