« いよいよ年末か!? | Main | 今年もランキング♪ »

今年の映画

Iwojima父親たちの星条旗」“Flags of Our Fathers”

硫黄島の戦いを、アメリカ側の視点から描いたというこの映画。

監督がクリント・イーストウッドというのにも興味があって、観て来た。

観終わってしばらくしたら、父のことを思い出した。

太平洋戦争に応召して捕虜になったという父。

戦後40年以上たっても、体調が悪い時は戦争の夢を見てうなされていたらしい。

母がよく言っていたけれど、戦争体験というのは「行った人でないと絶対わからない」。

(母は、父よりずいぶん年下だった。)

たぶん戦場に赴くということは、日常的に死と向かい合うということ。

敵味方に関わらず、多くの死を目の当たりにするということ。

すぐ横にいる仲間たちが他所から飛んできた銃弾でばたばたと死んでゆく。

そんな普通の生活では考えられない状況で、何日間も何ヶ月も何年も緊張を強いられる。

こんな経験をしたら、その後の生活で何十年平和に暮らしていても、

時折フラッシュ・バックに襲われるというのは無理もないことであろう。

父が亡くなって、もうすぐ10年になろうとしている。

戦争のことをあまり語らなかった父だけど、

今になってみると、あれもこれも訊いておけばよかったと思うことばかり。

洋画が大好きで、中学生の頃から洋画ばかり観ていたという父は、

アメリカと戦ったあの戦争をどういう風に考えていたんだろう。

戦争に行く前と、帰ってきてからとは、どう変わったんだろう。

戦争を直接知らない世代が、そんなことを考えてみるということも、

この映画の製作意図の一つなのかもしれない。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この映画には、特に名の売れた俳優などを起用してないところも良かった。リアルな感覚をだすのに成功していたような。ライアン・フィリップの名前だけは、リース・ウィザースプーンの夫ということで知っていたけれど。彼の出演作はこれまで観たことがなかったのだが、この映画ではなかなか良かったと思う。童顔のせいか実年齢が30歳過ぎにはとても見えず。イケメンという噂だったが、たしかに。お気に入りのリストに入れておこうっと。

|

« いよいよ年末か!? | Main | 今年もランキング♪ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« いよいよ年末か!? | Main | 今年もランキング♪ »