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映画にまつわる思い出(ダ・ヴィンチ・コード)

映画「ダ・ヴィンチ・コード」の公開以来、いろいろ話題が盛り上がっているらしい。

ちなみに、まだ原作読んでません(家にはあったりする・・・汗)。

映画は観るつもりですけど。

巷で聞くところによると、原作中のキリストマグダラのマリアに関する記述(表現?)が、

バチカンをはじめ多方面で物議をかもしているとか。

そういう話を耳にして、ふと思い出したことが。

それは、ずーっと前中学生だった時の「宗教」の授業。

小・中・高一貫のキリスト教系(カソリック)私立だったその学校には、そんな授業があった。

宗教」といっても、なんのことはない、「カソリックよもやま話」みたいな授業。

教えていたのは、宗教哲学で修士課程を修了したというN女史。

熱心なカソリック信者でした・・・というより、熱狂的なキリスト・ファンといった感じで。

ある時は興奮のあまり声を震わせながら、

またある時は感極まって胸の前で手を組み合わせて祈りを捧げたり。

口角泡を飛ばしながら(実際につばが雨のように降り注いで(-_-メ)、

イエス・キリストがいかに素晴らしいかということを陶然と語るのであります。

本当にそこいらのロック・スターに熱を上げるのと変わらない状態で。

それを聞かされる生徒は(私のことです)、呆れ返るというか、もうシラケるばかり。

いま風にいえば、   ど  ん  引  き  状  態  。 

だれも口を差し挟むこともなく、ただ時間の過ぎるのを待つのでした。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

N女史の語るキリスト像は、頭がよく、機知に富んで洞察力があり、

と、もちろんいいとこずくめなのですが、

彼女が惚れていたのは、実はディテールな部分で、

追い払われようとしたマグダラのマリアを救ったキリストが、

彼女の申し出に応じる場面で(オイルで足を洗って髪の毛で拭くというような)、

キリストは目を伏せて言われたのです。」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「それがどうした」と言いたくなるけれど、N女史にとってはぐっと来る場面。

キリストは、マグダラのマリアを意識して目を合わせることが出来なかったという解釈らしいが、

そんな純情な青年キリストに、N女史とことん惚れこんでいたらしく。

言われてみれば、聖書ではキリストは子供のときからなんだか貫禄がある。

言い方を換えれば、態 度 が で か い 。

だから、マグダラのマリアに対するそういう態度には確かに違和感があるわけです。

その場面をとうとうと語り続けるN女史の声を聞きながら、私は、

「要するにキリストマグダラのマリアに惚れたんやなー」と、思ったのでした。

映画(原作)の話を聞いて、その授業とキリスト命のN女史のことを突然思い出したわけで。

あれから、信じられないほどの時間がたって・・・・(感慨)。

気分はつっぱり中学生だったあの頃の私は、教師の話はいつも無視してしらけてばかり。

今だったら、N女史の話も、あちこちツッコミ入れながらも熱心に聴いてあげるのに。

N女史や、当時校内にあった修道院に居住していた個性的なシスター達は、

今頃、どうしておられることやら・・・。

彼女達はキリストとマグダラのマリアについては、どう考えていたんだろう??

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、ここまでは映画を観る前の話。この後、観て来ましたよ、映画。いやあ、なかなか楽しめましたよ、原作読んでなくても(汗)。最初からスリリングな展開で一気に最後まで走り抜けたという感じで。良質なエンターテインメント大作だと思う。ただ、「ああ、面白かった!」といって帰ってきたあとで、いろいろ疑問が。前半出てきたアレアレは一体なんだったのか?とか、一回だけフラッシュバック風に出てきたアノ人の過去は何だったの?とか・・・。ま、とにかく原作も読むことにしました、日本語版で。

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Comments

初コメントです。宜しくです。
ダ・ヴィンチコードねえ。 私も宗教の時間にうじうじと・・・おかしいじゃん!とずっと思ってきた生意気な生徒だったので、ある程度は胸のつかえが無くなったって云うか! そうであっても別に・・・って。
でも これやっぱり、タブーでもないけど、お好きな人にはアイドル並のお方ですもの。 触れてはいけない事なのね。

多分、宗教の世界の不満もおかしいも誰もが感じていることなのだと。 マグダレノマリアって何年か前にバチカンで娼婦ではないって、公表されたの知ってた?  

わたしはこんなことより最近みた「歓びを歌にのせて」って映画の中で宗教批判みたいなのをしていて、こっちのほうがずーーんっと胸に来ました。

[ダヴィンチコード」は一年かけて勉強?したから強いかも・・・

Posted by: ちゃぎ | June 06, 2006 at 07:43 PM

ちゃぎさん、
いらっしゃいませ。
政治と宗教の話題はタブーというけれど、宗教のほうがよりビミョーですよね。
英会話では、そういう話題にも皆さんわりと踏み込みますけど(笑)。
ただし、ネガティブ発言は一切なしです。
「ダ・ヴィンチ・コード」は、友人によれば原書のほうが日本語版よりわかりやすいとか。
どうなんでしょうね?

Posted by: ブーマリン | June 07, 2006 at 12:05 PM

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