« いまでも静香 | Main | シニアな人々(プロローグ) »

ガイアの庭と壁画の間

Htbgarden06apr ハウステンボス内にある、パレスハウステンボスの庭。

きれいな模様を描いている緑色は、植え込みです。

(見ようによっては、スポンジオアシス水を含ませておいて、花のアレンジに使うもの のようにも・・・。)

Htbgarden2apr06 ガイアの庭 というらしい。

なんでも、「躍動する生命」を表しているそうで・・・。

コンセプトはともかくとして、この植え込みをきれいに保つのは労力がかかりそう。

特に、剪定する方々は大変でしょうな(なにしろ広いので。噴水のある池の向こうの人影を見ても広さがわかるというか)。

昨日は、気温は低かったけれど(13℃ぐらい)良いお天気でもあり、ハウステンボス内の一番奥に位置するここまで行ってみました。

ハウステンボスに行くのは年に2~3回。

このパレスに入ったのは、数年ぶりです。

改めて驚いたのは、壁画の間

オリジナル壁画は気鋭のオランダ人アーティストに発注されたものだとか。

ドーム状の室内ゆえ、壁一面の絵画には圧倒されるような雰囲気が。

発注時は、「帆船をモチーフにしてインパクトのある絵を」という注文だったらしい。

たしかに、インパクトはあります。

がしかし、当時の発注者の求めていたイメージとは異なっていたのではないか。

それほど、ここの壁画はハウステンボス全体のイメージからは外れている気がする。

コラージュを多用して、ちょっとダリのようでもあり(勝手に言ってます)、横尾忠則のようでもある(適当に言ってます)壁画はしかし、強烈な反戦のメッセージを伝えていて(ちなみに、ハウステンボス側は「平和のメッセージ」と言われているようですが)。

「帆船」をモチーフに、「反戦」のメッセージ。(いや、特に駄洒落のつもりでは)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

製作に4年を費やし、その過程では、作者がオランダに帰国中に爆弾テロに遭遇し両足を失うという悲惨な出来事も。

いろいろあって完成した壁画の間は、オランダのレプリカのようなハウステンボスの中にあって唯一強烈に異彩を放つ一画といえるが、よく考えてみれば、「環境保護」や「自然との共生(融合?)」を唱えるハウステンボスのコンセプトに合致するような気もしてくる。

前に訪れた時は急いで回ったせいか、この壁画の持つエネルギーをここまで感じることはなかった・・・。

チェンバロ生演奏のクラシカルな響きとモダンアートが絶妙にマッチして、雰囲気を盛り上げる。 

畏るべし、壁画の間。

ついでにいえば、この壁画の間は、床のモザイクもすごい。

写真に撮りたかったけれど、 撮 影 禁 止  なので・・・。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

発注者は当初「帆船をモチーフにした大航海時代の冒険譚」みたいなものをイメージしていたのではないかと。でも、出来上がった作品はそういうものを完璧に超えていたと思われ。って、勝手な妄想ですけど・・・。単にテーマパークとして片付けるには、細部へのこだわりがすごいハウステンボス。この壁画の間にかけた費用もすごいものであったろう。発注者の意図に沿ったものかどうかはともかく、これは間違いなくハウステンボスでの「観るべきもの」のひとつ。

 

|

« いまでも静香 | Main | シニアな人々(プロローグ) »

旅行・地域」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38386/9634909

Listed below are links to weblogs that reference ガイアの庭と壁画の間:

« いまでも静香 | Main | シニアな人々(プロローグ) »